研究成果の概要 |
Tet誘導型FOXP3発現ベクターを血球系Jurkat細胞に種々の方法で遺伝子導入し,薬剤選択を行い,47クローンを得た。得られた細胞クローンを解析したものの,Doxycycline添加によりFOXP3遺伝子発現を有効に誘導したものはなかった。検証実験から, Jurkat細胞ではFoxP3遺伝子完全長型アイソフォーム(v1)はexon2を欠失するv2アイソフォームに比べて発現効率がかなり低く,細胞特異的安定性が関与することが示され,本研究での特異的細胞株樹立における困難さの一因であったと考えられた。
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