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2018 年度 研究成果報告書

顎顔面部における可動性蛋白質/ペプチドの化学交換イメージングの検討

研究課題

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研究課題/領域番号 15K11073
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病態科学系歯学・歯科放射線学
研究機関九州大学

研究代表者

筑井 徹  九州大学, 歯学研究院, 准教授 (10295090)

研究分担者 岡村 和俊  九州大学, 歯学研究院, 助教 (20346802)
河津 俊幸  九州大学, 大学病院, 助教 (20294960)
加美 由紀子  九州大学, 歯学研究院, 助教 (60552023)
川野 真太郎  九州大学, 大学病院, 講師 (00398067)
吉浦 一紀  九州大学, 歯学研究院, 教授 (20210643)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード化学交換 / APTイメージング
研究成果の概要

Amide proton transfer imaging( APTイメージング)を顎顔面部病変に応用した。次に拡散強調画像から得られるパラメーターとAPTイメージングから得られるパラメーター(MTR asym)を比較検討した。MTR asymに関しては、悪性腫瘍は良性腫瘍に比較し大きい傾向であったが、オーバーララップが大きかった。扁平上皮がんや悪性リンパ腫では、MTR asymと見かけの拡散係数(ADC)は負の相関を認め、細胞内でのタンパク、アミノ酸合成がMTR asymに反映されている事を示唆すると考えられた。一方、良性腫瘍では、そのような傾向は見られなかった。

自由記述の分野

歯科放射線

研究成果の学術的意義や社会的意義

低分子タンパク質やペプチド(可動性蛋白質/ペプチド)は、代謝・生化学反応など、生体内で重要な役割を果たしており、画像化が望まれていたが、含有量の低さにより画像化できないでいた。可動性蛋白質/ペプチドと自由水との化学交換イメージングは、Amide proton transfer imaging( APTイメージング)と呼ばれ、タンパク含有量の指標とされるようになってきた。頭頸部にAPTイメージングにとりくみ、悪性腫瘍は良性腫瘍に比較しAPT大きい傾向であることは、重要な結果であると考えられた。

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公開日: 2020-03-30  

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