研究課題
基盤研究(C)
本研究は、根面う蝕の進行を抑制する治療法を開発することを目的とし、in vitroの系での根面う蝕誘発モデルの作製・構築を行った。根面う蝕誘発モデルを用い、う蝕原性細菌の菌種や培養条件によるう蝕病変進行や細菌動態の相違について検討した。またA. naeslundii、A. viscosus、A. israeliiに着目し、バイオフィルム形成能および酸産生能について検討した。その結果、3種の菌が関わる根面う蝕の病態の違いと根面う蝕進行メカニズムに関する重要なデータを得た。
歯科保存学