研究課題
基盤研究(C)
老化による骨再生能低下における血管新生の役割ついて探索するために、長期培養によって細胞老化を誘導した間葉系幹細胞および血管内皮細を用いて、細胞老化に伴う骨分化能と血管新生能低下の関連性について評価を行った。また、老化マウス(20ヶ月齢)と若年マウス(10週齢)から採取した間葉系幹細胞および脂肪由来幹細胞を用い、骨分化能と血管新生因子発現比較を行い、老化によって起こる骨再生能の低下には、間葉系幹細胞自体の機能低下と、血管新生誘導効果の低下の両面によって起こる可能性を見出した。
再生医学