ガドリニウム内包ナノカプセルを合成し、構造決定を行った。得られたナノカプセルはGd-DTPAやガドリニウムの単核錯体や副核錯体に比べ、水の緩和度が向上することを明らかにした。また、トリアミド基を有するナノカプセルを合成し、構造決定を行った。そのナノカプセルの空孔内部にアセチルコリンが包接されることを明らかにした。ビフェニル基をリンカーとしたナノカプセルを合成し、構造決定を行った。ビフェニル基を有するナノカプセルはコバルトイオン、クロロホルム、アセトニトリルの三成分を同時に空孔内部に包接できることを明らかにした。
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