今後の研究の推進方策 |
口蓋裂のみ示すマウス、口唇裂と口蓋裂両方を示すマウスをヨード染色した後に、マイクロCTで解析し、口唇裂、口蓋裂の形態を3次元的に把握する。さらに口蓋裂のみ示すマウス、口唇裂と口蓋裂両方を示すマウス間での、Meox2, Shox2, Pax9, Msx1, Osr2などの口蓋形成関連遺伝子、p53関連遺伝子であるp21、GADD45、Bax、MDM2遺伝子発現の差を、in situ hybridization, 免疫染色、ウェスタンブトットなどで検索する。また、Shh, Fgf, Wnt, Tgfなどのシグナル経路の活性も確認する。
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