• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

予見される口内炎の発症予防・増悪抑制を試みる新規治療マネージメントの検討

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K11275
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外科系歯学
研究機関神奈川歯科大学

研究代表者

吉野 文彦  神奈川歯科大学, 大学院歯学研究科, 准教授 (20308307)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード口内炎 / 活性酸素 / 漢方薬 / 化学療法
研究成果の概要

本研究課題の目的は,抗酸化物質の事前処置による癌化学療法に併発する口内炎の予防・増悪抑制に関わる効果の解析である。今回用いた,水溶性抗酸化物質であるαグルコシルヘスペリジン,および口内炎への効能が表記されている漢方薬である半夏瀉心湯,茵ちん蒿湯,黄連湯はすべて良好な活性酸素消去活性を示した。これら抗酸化物質を,抗癌剤処方以前より実験動物に投与することで,口内炎の増悪は有意に抑制された。しかしながら,コントロールと比較し,生じる口内炎の最大面積は抑制されたが,回復期間の短縮は認められなかった。今後は,脂溶性抗酸化物質などとの組み合わせも視野に入れ,治療期間の回復を目指す必要性がある。

自由記述の分野

薬理学

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi