• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

口腔細菌がインフルエンザ感染に及ぼす影響の解明とそれを基盤とした感染予防への応用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K11430
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会系歯学
研究機関日本大学

研究代表者

神尾 宜昌  日本大学, 歯学部, 准教授 (60546472)

連携研究者 清水 一史  神戸大学, 大学院医学研究科, 客員教授 (50004677)
今井 健一  日本大学, 歯学部, 教授 (60381810)
田村 宗明  日本大学, 歯学部, 准教授 (30227293)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードインフルエンザウイルス / 口腔細菌 / ジンジパイン
研究成果の概要

本研究では、歯周病原菌であるPorphyromonas gingivalisが産生する酵素によりインフルエンザウイルスのヘマグルチニン(HA)を開裂し、ウイルス感染を促進するか検討した。その結果、P. gingivalisによりHAは開裂し、ウイルスが宿主細胞に感染できるようになることが明らかとなった。P. gingivalisは、トリプシン様酵素であるジンジパインを産生することから、ジンジパイン阻害薬ならびにジンジパイン欠損株を用いて検討を加えた。その結果、アルギニンを切断するジンジパイン(Rgp)がHAを開裂し、ウイルスの感染性獲得に関与することが明らかとなった。

自由記述の分野

微生物学

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi