研究課題/領域番号 |
15K11450
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
鮎瀬 てるみ 長崎大学, 病院(歯学系), 助教 (00284703)
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研究分担者 |
鮎瀬 卓郎 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (20222705)
三串 伸哉 長崎大学, 病院(歯学系), 講師 (20507769)
神津 玲 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (80423622)
山口 仁平 長崎大学, 病院(医学系), 助教 (80437871)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 介助型電気刺激 / 嚥下 / 体位 / 腹式呼吸 |
研究実績の概要 |
本年度は,実験計画遂行のための実験設備の整備を行うのに予想以上の時間を要している. 現在までに,1)嚥下時の開口状態を連続的かつ定量的にモニタリングするために,ゴニオメータを購入して測定系の整備を行っている.2)インピダンスプレスチモグラフ(Respitrace Plethysmography QDC) を用いてより定量的に呼吸状態(腹式呼吸および胸式呼吸の違いなど)を評価するための実験系を整備中,3)随意運動介助型電気刺激装置(オージー技研社製 IVES)の機能確認を行った.(平成28年度に購入). 今後,嚥下時の複式呼吸の開始相に同期させて,嚥下の関連筋を随意運動介助型電機刺激装置で刺激して,嚥下運動を誘発・介助できるかを検討する.また,体位によってどのような変化があるかを検討する予定である. これらの実験系が整備され次第,直ちに実験プロトコールを開始する予定である.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
計画書立案の時点より,高機能で安価な機器が出たため,実験系の整備に想定したよりも多くの時間を要している.
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今後の研究の推進方策 |
全ての実験系の確認は27年度中に終了したので平成28年度は,直ちに測定を開始できる状態である.
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次年度使用額が生じた理由 |
平成27年度中に購入予定であった,電気刺激装置の購入を,機能確認のため次年度に移行させたため.
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次年度使用額の使用計画 |
電機刺激装置の機能確認を行った後に,平成28年度開始後,直ちに購入予定である.(800千円予定)
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