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2018 年度 実績報告書

医療従事者の二次感染予防に関する医療従事者、事業者、一般人の3視点からの検討

研究課題

研究課題/領域番号 15K11497
研究機関国立研究開発法人国立国際医療研究センター

研究代表者

網中 眞由美  国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 国立看護大学校 講師 (30384150)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード血液・体液曝露 / 皮膚・粘膜曝露 / 二次感染予防 / 職業感染 / 個人防護具 / 労働安全対策 / 安全風土
研究実績の概要

本研究課題は、1) 医療従事者の皮膚・粘膜曝露と個人防護具に関する意識・実践調査、2) 事業者の労働安全対策に関する取り組みに関する調査、3) 医療従事者の個人防護具使用に関する一般人の認識調査の3つの調査により、医療従事者、事業者、一般人の3視点から、医療従事者の二次感染予防に有効な介入策を検討し提案することを目的としている。
平成30年度は、2) 事業者の労働安全対策に関する取り組みに関する調査、3) 医療従事者の個人防護具使用に関する一般人の認識調査を行った。これらの研究項目は倫理審査委員会の承認後に開始した。研究項目を進めるにあたり、文献レビュー、関連学会にて国内外の最新情報を収集した。
2) 事業者の労働安全対策に関する取り組みに関する調査では、職員の血液・体液曝露対策に関わる担当者を対象に質問紙調査を行った。本調査により、病院における血液媒介病原体による職業感染予防のための安全風土の醸成に関わる取り組みと担当者が認識する職員に対する職場の物的環境と対人関係を含む人的環境を明らかにした。
3) 医療従事者の個人防護具使用に関する一般人の認識調査では、医療の受け手である20歳以上の人々を対象にインターネット調査を行った。本調査から医療従事者が手袋、マスク、エプロン、ガウン、ゴーグルを着用することによる印象、必要性、影響に関する人々の見解を明らかにした。
平成30年度の本研究成果は、医療従事者の血液・体液曝露による二次感染対策を組織的、社会的側面から推進していくことに貢献するものと考える。

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公開日: 2019-12-27  

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