| 研究課題/領域番号 |
15K11516
|
|---|
| 研究機関 | 島根県立大学 |
|---|
研究代表者 |
川瀬 淑子 島根県立大学, 看護学部, 講師 (80642652)
|
|---|
| 研究分担者 |
平井 由佳 島根県立大学, 看護学部, 講師 (20335524)
岡安 誠子 島根県立大学, 看護学部, 准教授 (30346712)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
| キーワード | 状況把握 / 気づき / 推論 / 予測 / 看護実践 |
|---|
| 研究実績の概要 |
看護師の臨床判断力は看護実践力の中でも、即時に看護の優先順位を決定したり、多重課題に対応していくために必要な能力といえる。看護師の臨床判断は一連の問題解決型の思考プロセスをもつといえる。そこで、本研究は、看護師の臨床判断プロセスを基盤とした臨床判断力の要素を明らかにし、臨床判断力尺度を開発することを目的とする。前年度は文献レビューにおいて、看護師の臨床判断力および臨床判断プロセスについて検討した。今年度は文献レビューの検討の結果、Tannerの作成したclinical judgment modelに基づき、看護師の臨床判断力の要素を明らかにするためのインタビューを専門看護師、認定看護師計8名に行った。結果について質的記述的に分析を行っているところである。
|
| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
インタビュー結果の分析に時間を要している。
|
| 今後の研究の推進方策 |
インタビュー結果に基づき尺度作成した後、全国の病院勤務の看護師を対象に無記名自記式質問紙調査を行い、尺度の信頼性と妥当性の検討を行う。
|
| 次年度使用額が生じた理由 |
尺度作成や質問紙調査作成に関わる費用を充てていたが、尺度作成が遅延したため、次年度使用額が生じている。
|
| 次年度使用額の使用計画 |
次年度は尺度作成後、質問紙調査作成ののち、全国的な質問紙調査を行う計画であり、次年度分の予算と合わせて使用する予定である。
|
