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2018 年度 研究成果報告書

自己調整学習サイクルモデルによる看護技術学習支援システムの開発と評価

研究課題

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研究課題/領域番号 15K11518
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 基礎看護学
研究機関愛媛県立医療技術大学

研究代表者

徳永 なみじ  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 講師 (90310896)

研究分担者 相原 ひろみ  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 助教 (10342354)
佐川 輝高  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 助教 (90162320)
金澤 知典  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 講師 (50777133)
研究協力者 野本 百合子  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード看護技術教育 / 自己調整学習 / 基礎看護技術
研究成果の概要

自己調整学習理論を基盤とした看護技術学習支援システムを開発し,効果を評価した.自己調整学習とは,学習者がメタ認知などを用いて学習を主体的に調整することを指す.まず,時間外学習での自己調整学習力の修得に必要な教材(動画,自己評価表等)を開発し,その後授業(バイタルサイン)で活用した.導入前後に自己調整学習方略尺度等で構成した質問紙で調査した.
結果,導入後にSRのモニタリング方略,プランニング方略,認知的方略が上昇し,本システムが,時間外学習において自己調整学習を促すことが明らかになった.努力調整方略に差がなく,看護学生が,システムの有無によらず高い割合で努力学習方略を用いているためと推察する.

自由記述の分野

基礎看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果により、看護学生の自己調整学習力の向上につながる学習支援が可能となった.自己調整学習は、教員主導で実現されるアクティブラーニングよりも、さらに高次の主体性によって実現される主体的学習である.将来、質の高い看護を提供する看護実践者を輩出するには、看護基礎教育において、十分な自己教育力を育成する必要がある.看護系大学において、自己調整学習力の向上を支援し、生涯主体的に学び続けることができる力を育成することは、安全・安心な看護を提供できる看護実践者の育成という社会的役割を果たすことにつながる.

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公開日: 2020-03-30  

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