研究課題/領域番号 |
15K11588
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
山脇 京子 高知大学, 教育研究部医療学系看護学部門, 准教授 (10516165)
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研究分担者 |
溝渕 俊二 高知大学, 教育研究部医療学系看護学部門, 教授 (00209785)
寺下 憲一郎 高知大学, 教育研究部医療学系看護学部門, 助教 (90584409)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 慢性疾患看護 / アトピー性皮膚炎患者 / スキンケア / セルフマネジメント |
研究実績の概要 |
本研究の最終目的は、皮膚バリア機能の促進に向け、ユズ種子オイル塗布とスキンケアおよび日常生活習慣を含むセルフマネジメント支援の検証を行い、効果的で実用可能なセルフマネジメントを検討することである。最終目的達成の手段として、初年次である平成27年度は、医療機関における、アトピー性皮膚炎患者のスキンケアおよびセルフマネジメント支援の実態を明らかにし、スキンケアおよびセルフマネジメントプログラムの基礎資料とすることを目的としている。 現在までにアトピー性皮膚炎患者の治療や生活の実態、スキンケアの方法およびセルフマネジメントに関する文献検索を行った。さらに文献レビューを行い、医療機関における、アトピー性皮膚炎患者のスキンケアおよびセルフマネジメント支援の実態を明らかにするための、調査内容の検討を行い決定した。次に調査対象である、医療機関のリストアップを行い、目標件数を決定した。また、郵送調査のための依頼文書や封筒の準備をおこなった。研究開始に向けて、現在倫理委員会に申請した結果、委員会からの指摘があり、内容の修正中である。今後は修正を行い、早期に倫理審査を受けることができるようにする。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究に費やす時間をつくることが難しく、文献検討と調査内容の精選に時間を要し、倫理委員会の承認を得ることができず、調査に至らなかった。、進捗状況は、アトピー性皮膚炎患者の治療や生活の実態、スキンケアの方法およびセルフマネジメントに関する文献検索を行った。さらに文献レビューを行い、医療機関における、アトピー性皮膚炎患者のスキンケアおよびセルフマネジメント支援の実態を明らかにするための、調査内容を決定した。また、調査対象である、医療機関のリストアップを行い、目標件数を決定し、郵送調査のための依頼文書や封筒の準備をおこなった。研究開始に向けて、現在倫理委員会に申請した結果、委員会からの指摘があり、内容の修正中である。
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今後の研究の推進方策 |
平成28年度は、平成27年度の計画を早急に行い、同時に平成28年度に計画していた研究にも着手する予定である。まずは、倫理委員会への申請書類を修正し、承認を得ることである。そして、研究開始の承認を得られれば、調査書を配送し、データを入力し、結果を出したいと考えている。同時に平成28年度の計画にも着手したいと考えているが、最悪の場合は研究期間の延長も視野に入れている。
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次年度使用額が生じた理由 |
次年度使用額が、400,063円生じたが、本年度の研究予定が計画通りに進捗していなく、調査結果の集計費用や翻訳費、海外での学会発表に費やすことができなかった。また、2年目以降からの研究に向けての物品を購入していない。
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次年度使用額の使用計画 |
次年度は、初年度の研究の調査を開始し、データを収集するために、データ処理経費として使用する。また、2年目以降からの研究に必要な物品を購入して、研究の準備を整える。
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