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2018 年度 研究成果報告書

糖尿病患者の足潰瘍発症リスク評価指標の開発-新規末梢神経障害評価の検討-

研究課題

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研究課題/領域番号 15K11591
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 臨床看護学
研究機関札幌医科大学

研究代表者

澄川 真珠子  札幌医科大学, 保健医療学部, 准教授 (20432312)

研究分担者 斉藤 重幸  札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (60253994)
澄川 靖之  札幌医科大学, 医学部, 講師 (00555526)
赤坂 憲  大阪大学, 医学部附属病院, 助教 (70468081)
桑村 由美  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (90284322)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワードフットケア / 神経障害 / 足病変
研究成果の概要

本研究では、糖尿病患者にDPNチェック(HDN-1000 Neuro Metrix社製)を用いて、純感覚神経である腓腹神経の神経伝導速度と活動電位振幅を測定し、従来の足潰瘍発症リスク指標である神経障害評価指標との関連を検討したところ、有意な相関を認めた。また、DPNチェックは神経障害の程度を正常~重度に4段階評価ができるため、足潰瘍発症リスク評価の新指標として導入し、フットケア外来に通院している糖尿病患者を重症度分類し、重症度に応じたフットケア介入を継続したところ、糖尿病足病変の重症化予防につなげることができた。

自由記述の分野

臨床看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

糖尿病患者にDPNチェック(HDN-1000)を用いて、純感覚神経である腓腹神経の神経伝導速度と活動電位振幅を測定することは、足潰瘍発症リスクの重症度を評価する上で有用な指標となり得ることが明らかとなった。また、本指標を看護専門フットケア外来において適用することは、糖尿病患者の神経障害を早期発見し、個々の重症度に応じたフットケア介入につなげることができ、糖尿病患者の重症化足病変の予防に貢献できた。

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公開日: 2020-03-30  

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