研究課題/領域番号 |
15K11622
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
三好 陽子 鳥取大学, 医学部, 講師 (80746967)
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研究分担者 |
吉岡 伸一 鳥取大学, 医学部, 教授 (00191544)
森實 修一 鳥取大学, 医学部附属病院, 講師 (50419496)
武中 篤 鳥取大学, 医学部, 教授 (50368669)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 前立腺がん / da vinci / ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術 / 健康関連QOL / SF-8 / EPIC / KHQ / がん看護 |
研究実績の概要 |
1.研究スケジュールにおいて、調査期間は、調査対象者へ調査票の郵送準備と発送、返送状況の確認、データ入力、データ管理を継続し、調査票返信期限である平成29年12月31日をもって研究対象者の調査を終了した。全調査対象者は、平成22年10月から平成26年12月までにロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術robot-assisted laparoscopic radical prostatectomy(以下RALPと略)を受けた患者のデータであり、研究対象者登録数は227人であった。収集したデータは、対象の年齢、身長、体重、BMI、腹部手術既往歴、内科的手術既往歴、手術日、尿失禁の有無と経過およびQOL包括的尺度(健康プロファイル型尺度):health related QOLSF-8;(SF8 Health Survey)、疾患特異的尺度:disease-targetedQOLであるEPIC (Expanded Prostate Cancer Index Composite)、KHQ(King’s Health Questionnaire日本語版)でった。今後は、各QOL尺度それぞれの有効回答データに着目し、治療前・治療1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後、12ヵ月後、24ヵ月後、36ヵ月後のスコア平均について、統計解析ソフトウェアIBM SPSSを用いて評価し、統計学的考察を行う。その後、属性との関連性の解釈や尺度間の相関を解析する、また他の疾患のQOLとの比較をおこなうなど検討する。結果については、論文化し、学会発表または、学会誌投稿予定である。 その他、国際交流、情報収集のため、International Council of Nurses Congress(Barcelona)に参加した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究スケジュールの調査継続、データ解析期であった。結論づけるまでには至らなかったが、最終年度成果発表への準備段階としておおむね進展できた。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、各QOL尺度それぞれの有効回答データに着目し、治療前・治療1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後、12ヵ月後、24ヵ月後、36ヵ月後のスコア平均について、統計解析ソフトウェアIBM SPSSを用いて評価し、統計学的考察を行う。その後、属性との関連性の解釈や尺度間の相関を解析する、また他の疾患のQOLとの比較をおこなうなど検討する。結果については、論文化し、学会発表または、学会誌投稿予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
購入予定としていた物品の見積書を受領したのが年度末であり、発注、納品、検品、受領が年度をまたぐ可能性があったため、発注を控え、次年度に持ち越したため。
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