研究課題
基盤研究(C)
本研究は、手術をした乳がん患者の退院時の支援内容・方法に関して患者・医療者・研究者の共同によるモデル構築を目的とした。まず、207施設に所属する乳がん手術後ケアを実施している1250名から「退院時の支援内容・方法」に関する回答を得た。この結果、退院支援としてよく実施しているのは、「外来通院の必要性」「手術による傷の観察方法」などであった。次に、入院中に受けた退院支援の内容とニーズについて明らかにするために全国の「乳がん患者会」の会員に調査を行って約100名から回答を得た。「患者会・下着に関する情報がほしい」「傷の状態の説明をしてほしかった」などのニーズが出された。
看護学