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2018 年度 実績報告書

大腸がん組織型検診に向けた受診行動支援プログラムの有効性の検証

研究課題

研究課題/領域番号 15K11650
研究機関千里金蘭大学

研究代表者

藤原 尚子  千里金蘭大学, 看護学部, 教授 (90469544)

研究分担者 稲垣 美紀  摂南大学, 看護学部, 准教授 (60326288)
山本 兼右  公益財団法人大阪府保健医療財団大阪がん循環器病予防センター(予防推進部・循環器病予防健診部・健康開発, その他部局等, 技師 (40745486)
大田 博  四條畷学園大学, 看護学部, 講師 (10739775)
木山 昌彦  公益財団法人大阪府保健医療財団大阪がん循環器病予防センター(予防推進部・循環器病予防健診部・健康開発, その他部局等, その他 (10450925)
北尾 良太  千里金蘭大学, 看護学部, 講師 (30505095) [辞退]
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード大腸がん / 組織型検診 / 受診行動支援プログラム
研究実績の概要

受診行動支援プログラムの運営に関する評価について、面接調査と大腸がん検診に関する意識調査の介入前と介入後に実施した結果を基に、大腸がん組織型検診に向けた受診行動支援プログラムの有効性について検討している。回収した意識調査の結果を順次整理し、分析を行っている。調査としては大腸がん好発年齢である40歳以上で、本研究に同意した59人を対象にアンケート調査を実施した。その結果、大腸がん検診に関する意識の特徴が明らかとなった。対象者の平均年齢は、男性が23人で63.43±9.62、女性が36人で60.42±9.91歳であった。アンケート内容からは、「がん検診は無料や補助がある」、「他のがん検診の項目と一緒に検査できる」の項目で男性より女性が高かった。「年齢的にがんになりやすいと思う」、「大腸がんは自己検診(自分でみてチェックする)ができないので早期の受診が難しい」、「大腸がんが増えていると聞いている」の項目で60歳以上が高かった。このほか、家族背景や経済的問題が影響していることが示された。また、受診歴と受診率においては、介入群と対照群間との比較の分析を行っている。それと並行して、データの結果を研究者メンバー間で確認し、研究成果をまとめている状況である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 2件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] 大腸がんの組織型検診に向けた受診行動支援2019

    • 著者名/発表者名
      藤原尚子
    • 雑誌名

      Precision Medicine(「Bio Clinica」2018年2月号の内容に一部加筆修正し掲載)

      巻: 12巻3号 ページ: 68~71

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] Research on Consciousness of the Colorectal Cancer Screening2018

    • 著者名/発表者名
      Naoko Fujiwara, Miki Inagaki,Hiroshi Ota,Kenyu Yamamoto,Masahiko Kiyama
    • 雑誌名

      BIO Clinica(「Bio Clinica」2018年6月号より編集部依頼により再掲載)

      巻: 33巻9号 ページ: 80~83

    • オープンアクセス
  • [学会発表] Research on Consciousness of the Colorectal Cancer Screening in Japan2018

    • 著者名/発表者名
      Naoko Fujiwara
    • 学会等名
      The World Congress on Medical Physics & Biomedical Engineering 2018
    • 国際学会

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公開日: 2019-12-27  

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