研究課題/領域番号 |
15K11692
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
荒木 奈緒 札幌医科大学, 保健医療学部, 准教授 (10464504)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 胎児異常 / 出生前診断 / 妊婦ケア / 子育て支援 |
研究実績の概要 |
今年度は、一次調査として前年度に登録された北海道内の総合周産期母子医療センター・地域周産期母子医療センターの産科病棟助産師・産科外来助産師・NICU助産師に対して「胎児異常を診断された妊婦が妊娠を継続し出産、育児へ向かうのに必要な助産支援」について、できるだけ自己の実践に基づいた内容を語っていただく面接調査を行った。面接内容は対象者の同意のもと録音し、トランススクリプトにおこしてデータとし、現在KJ法を用いてその類似性によって分類を行なっている。今後は一次調査で分類・抽出された助産実践を基に、二次調査で用いる質問紙を作成する予定である。二次調査質問紙は、周産期看護および助産学の研究者および遺伝看護に関する専門家師に送付し、作成した質問紙内容についてその妥当性を精査し、必要とされる実践内容に関する意見を追加・修正する予定である.その後、二次調査の結果を基に作成した質問紙を用いて、胎児異常を診断された妊婦に対して必要とされる助産実践についての三次調査で用いる質問紙を完成させ、全国の総合周産期母子医療センター・地域周産期母子医療センターの産科病棟助産師・産科外来助産師・NICU助産師を対象とした調査を行う予定である。四次調査は、三次調査で回答の得られた対象者に、集計結果をフィードバックし、最終的なコンセンサスの成果とする予定である。 現在、二次調査の対象者の登録も進めており、一次調査結果がまとまり次第、二次調査に入る予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
調査方法が面接調査であることと、研究対象者の勤務都合と研究者の日程調整することが困難であるため、調査の実施が遅れた状況となっている。
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今後の研究の推進方策 |
一次調査がほぼ終了し、以後は質問紙調査となるため、遅れは解消できると考えている。
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次年度使用額が生じた理由 |
(理由) 面接調査が終了しなければ、質問紙調査の作成に入ることができず、それに伴う物品費・謝金の執行が送れたため、次年度使用額が生じた。 (使用計画) 面接調査が終了したため、予定していた質問紙調査の準備に入ることができる。今後、計画に沿った物品費・謝金の執行を行なっていく予定である。
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