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2019 年度 実績報告書

助産師の実践能力向上にむけたケア経験から学ぶ力・学びを育む力の評価ツールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 15K11708
研究機関札幌医科大学

研究代表者

正岡 経子  札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (30326615)

研究分担者 荻田 珠江  札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (40506242)
林 佳子  札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (50455630)
蝦名 智子  札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (50583738) [辞退]
相馬 深輝  札幌医科大学, 保健医療学部, 助教 (30753503) [辞退]
小林 径子  札幌医科大学, 保健医療学部, 助教 (80757352) [辞退]
植木 瞳  札幌医科大学, 保健医療学部, 助手 (60758671) [辞退]
丸山 知子  札幌医科大学, その他部局等, 名誉教授 (80165951)
前田 尚美  札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (60407129)
中村 彩希子  札幌医科大学, 保健医療学部, 助手 (60832475)
白井 紀子  札幌医科大学, 保健医療学部, 助教 (00854093)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2020-03-31
キーワード助産師 / 経験学習 / ケア実践能力 / 助産師教育 / 評価ツール
研究実績の概要

本研究は、『助産師のケア経験から学ぶ力』および『ケア経験からの学びを育む力』を明らかにし、助産師の『ケア経験から学ぶ力』および『ケア経験からの学びを育む力』を評価するためのツールを開発することを目的とした。
令和元年度は、昨年度から引き続き『ケア経験から学ぶ力』に含まれる要素と『ケア経験からの学びを育む力』を明らかにし、評価ツールを作成することを目指し研究活動を行った。分析できていなかった育て上手14名のうち6名について分析をすすめ、『ケア経験からの学びを育む力』として明らかになった要素は【後輩助産師日々の変化と成長を捉える能力】【自己の内面を見つめ、後輩と関わる方向性を修正する能力】【効果的な後輩指導の具体的な方法を見つけ、実践する能力】【後輩との関わりを 楽しむ能力】であった。
また、学び上手の『ケア経験から学ぶ力』について論文にまとめ、学術誌に投稿、掲載まで至った。助産師がケア経験から学び、成長するために必要な要素は、【先輩の実践や助言から学びとる】【他職種に相談し助言を得る】【自己の判断と行動を振り返る】【対象者の立場にたって考え思いに気づく】【改善策を実践し手応えを実感する】【明確な助産観を持ち、助産師としてのやりがいを持つ】という6つの要素であった。本研究により、助産師の成長をサポートするための示唆が得られた。
現在、学び上手の『学ぶ力』の要素と、育て上手の『学びを育む力』の要素から、評価ツールの項目を検討中である。今後は作成した評価ツールを新人助産師教育に導入し、新人助産師のための教育プログラムを作成することが課題である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 経験10年未満の助産師がもつ、ケア経験から学び成長するために必要な学ぶ力の要素2020

    • 著者名/発表者名
      植木瞳、中村彩希子、正岡経子、林佳子、荻田珠江、前田尚美、白井紀子
    • 雑誌名

      札幌保健科学雑誌

      巻: 9 ページ: 7-13

    • DOI

      10.15114/sjhs.9.7

    • 査読あり

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公開日: 2021-01-27  

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