研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は,発達障害児に適用可能なプレパレーションの説明要素を明らかにし,ツールに組み込むための表現要素を検討した上で,ツールを具現化(デザイン化)し,作成したツールを様々な発達障害児のプレパレーションに使用し,効果を検証することである。研究の結果,発達障害児に,特に必要なプレパレーション場面は,採血,点滴,手術であること,説明要素としては,やってほしいこと,やってはいけないこと,手順が重要であること,ツールとしては,イラストや視覚以外の感覚で理解を促す工夫が必要であることが明らかになった。そこで,視覚・触覚で理解を促す木製ツールとエプロンツールの2種類を開発し,Web上で公開した。
小児看護学