研究課題/領域番号 |
15K11728
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
八重 ゆかり 聖路加国際大学, 看護学研究科, 准教授 (50584447)
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研究分担者 |
堀内 成子 聖路加国際大学, 看護学研究科, 教授 (70157056)
片岡 弥恵子 聖路加国際大学, 看護学研究科, 教授 (70297068)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | コクラン・コラボレイション / システマティック・レビュー / 助産学 / 妊娠 / 出産 |
研究実績の概要 |
医療分野におけるシステマティック・レビューの作成を世界的な人的ネットワークを基盤に行っているコクラン・コラボレイションへの貢献活動の一環として、2015年10月オーストリア、ウィーンで開催されたコクラン・コロキアムに参加し、会期中に行われたコクラン妊娠出産グループ会議において、コクラン妊娠出産グループ日本サテライトの活動状況報告を研究代表者が行った。また、新人コクラン・システマティック・レビューワー育成を目的として、研究代表者が所属する大学の大学院生2名のコクラン・コロキアム参加を支援した結果、1件の新規コクランレビュー申請書の作成に至った。 また、日本の助産学分野におけるコクラン・システマティック・レビューの普及とレビューワー育成を目的とした「聖路加コクラン塾」(2012年から開催、研究代表者が代表を務め、分担研究者はスタッフとして参加)を今年度は2015年12月に開催し、統計学的手法としてのメタアナリシスに関する講義と演習(コクラン・コラボレイション活動の中で開発されたフリーのメタアナリシス・ソフトウェアであるReview Manager version 5.3を用いた解析実習)を行い、30人が参加した。 コクラン日本支部との連携活動としては、2015年9月に開催されたコクラン日本支部諮問委員会に出席し、これまでの日本支部活動の確認、および今後の活動の方向性に関する議論を行った。また、2016年2月にはコクラン日本支部主催のワークショップに講師として参加した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初予定していた、コロキアム参加、セミナー開催等は予定どおり行えているが、作成済みのコクラン・システマティック・レビューの更新と新規作成の作業がやや遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
今年度、進捗がやや滞った、作成済みのコクラン・システマティック・レビューの更新と新規レビュー作成の作業については、平成28年度内に完了することを目指す。そのための方策として、平成28年度に予定している「助産分野の診療ガイドラインにおけるコクラン・システマティック・レビュー活用の実態調査」を平成28年度後半から平成29年度前半にかけて行うこととする。 なお平成29年度に予定している、医療消費者としての患者・市民のコクラン・コラボレイション活動への参加促進に関わる活動は予定どおり実施することとする。
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次年度使用額が生じた理由 |
2017年6月に開催された韓国でのコクラン・レビュー・ワークショップに参加を予定していたが、研究者体調不良のため参加できず、このときの旅費として見込んでいた約11万円が未使用となった。
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次年度使用額の使用計画 |
2018年に韓国で開催されるコクラン・コロキアムへの研究協力者の参加費用(参加費および旅費)の補助として使用予定である。
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