2019年度は、今まで行ってきた外来看護師及びエキスパートナースへのインタビュー調査、医療ソーシャルワーカー、退院調整看護師、地域包括支援センター職員へのインタビュー調査、訪問看護ステーション看護師へのインタビュー結果と先行研究をもとに、病院外来看護師の為の高齢者虐待徴候発見・対応プロトコールを作成した。高齢者虐待疑いのサインをキャッチした後、病院内だけでなく、院外の地域の支援ネットワークにつなげ、どう働きかけていくかがわからないことが、外来看護師の課題であった為、連携をとる先の専門職が外来看護師に何を求めているかがわかるように提示した。その原案を現場の外来看護師にみてもらい、さらに研究協力者にも助言をもらい、このプロトコールを完成させた。病院の外来看護師が、病院内外への調整・相談・通報へ対応する方法の大枠を示すことができたので、今後の外来看護師の高齢者虐待疑い事例に遭遇時の対応能力向上に役立つ1つのツールとなると考える。
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