研究課題/領域番号 |
15K11846
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
田中 美央 新潟大学, 医歯学系, 助教 (00405052)
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研究分担者 |
宮坂 道夫 新潟大学, 医歯学系, 教授 (30282619)
久田 満 上智大学, 総合人間科学部, 教授 (50211503)
住吉 智子 新潟大学, 医歯学系, 教授 (50293238)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 重症心身障害児 / 在宅 / 母親 / 心理的支え / 育児支援 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、在宅で暮らす重症心身障害児の育児支援プログラムの開発を行うことである。当該年度において産前産後及び育児休業を取得した(平成28年2月~平成29年3月)ため、一時的に研究を中断しているが、今までに収集していたインタビューデータを分析したところ、母親の育児負担を軽減すると同時に、母親の内面的支えを理解し支援することの重要性が明らかとなった。子どもの身体状態の安定、成長を支える機会の提供と環境調整、さらなるインテグレーションの促進が、母親自身のレジリエンスを高める可能性が示唆された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
平成28年2月から平成29年3月末まで、産前産後休暇及び育児休暇を取得しており、その期間研究が中断した為。
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今後の研究の推進方策 |
『現在までの進捗状況』に示した通り、産前産後及び育児休暇の為、昨年度は研究が中断した。今年度は持ち越した助成金を使用し、昨年度に引き続きプログラム評価に用いるツールの開発と検討を行う。翌年度は、当初今年度行う予定であった在宅重症心身障害児の地域育児支援に関連するプログラム作成を行う予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
当該年度は育児休業の理由で、一時的に研究を中断したため予算執行を行わなかった。
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次年度使用額の使用計画 |
当該年度に使用を計画していた経費は翌年に使用し、以降の経費は、変更後の研究計画に沿って使用していく予定である。
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