研究課題/領域番号 |
15K11861
|
研究機関 | 沖縄県立看護大学 |
研究代表者 |
野口 美和子 沖縄県立看護大学, 保健看護学研究科, 名誉教授 (10070682)
|
研究分担者 |
春山 早苗 自治医科大学, 看護学部, 教授 (00269325)
山崎 不二子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 教授 (20326482)
北村 久美子 旭川医科大学, その他, 名誉教授 (40292130)
石垣 和子 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (80073089)
大湾 明美 沖縄県立看護大学, 保健看護学研究科, 教授 (80185404)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
キーワード | 島しょ / 看護教育 / 学習指導書 |
研究実績の概要 |
本研究は、平成27年度は、先行研究「島しょ看護学の教育内容の体系化」(科研24593456)の成果に基づき、「学習指導書」の構成内容を開発し学習指導書(案)を作成した。平成28年度は、島しょ看護学の科目の教育内容項目の13分野を確定し、学士課程、博士前期課程、博士後期課程に分類し、課程ごとの教育内容項目および教育内容の体系化を再度検討した後、科目を設定し、教育目標、授業形態、授業時間、教育方法を検討した。 平成29年度は、昨年度検討された科目の教育目標、授業形態、授業時間、教育方法について、共同研究者が分担して作成した。共同研究者が作成した資料を研究者会議で持ち寄り、学士課程・修士課程・博士課程の学習指導書(案)の統一性、体系性、活用性を検討した。例えば、学士課程の【島しょ看護学実習】(1単位45時間)の教育内容項目は、<島しょ地域文化看護論>と<離島の保健医療・診療所の発展可能性>であり、それぞれの共同研究の分担者の資料を持ち寄り、科目の目的と目標を確認しつつ授業形態と教育方法の具体的調整を行った。博士課程の科目【島しょ看護教育】および【島しょ看護管理】については、博士前期課程と博士後期課程の教育内容と教育方法を共同研究者の資料で検討した。それぞれの科目と科目内容項目ごとに共同研究者が異なるため、研究責任者は共同研究者と個別に日程調整を行い、作業を進めている。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
島しょ看護学の科目の教育内容項目は確定され、学士課程、博士前期課程、博士後期課程に分類し、課程ごとの教育内容項目および教育内容の体系化し、科目を設定し、教育目標、授業形態、授業時間、教育方法は提示され、共同研究者の分担作業に入った。広域の共同研究者であり、学習指導書(案)の統一性、体系性、活用性の検討に時間を要している。
|
今後の研究の推進方策 |
本研究の目的の達成が遅れていることから、島しょ看護学の学習指導書の完成に向け、研究期間を1年延長し、共同研究者と最終まとめを行う。
|
次年度使用額が生じた理由 |
広域の共同研究者であり、学習指導書(案)の統一性、体系性、活用性の検討に時間を要していることから、島しょ看護学の学習指導書の完成にむけた精度を高めるため、1年延長した。平成30年度は、研究者会議の開催および島しょ看護学の学習指導書の印刷製本費として使用予定である。
|