研究課題
地域包括ケアシステム構築の一翼を担う地域包括支援センターの職員のメンタルヘルスの保持増進は、地域保健上極めて重要な課題である。本研究の目的は、地域包括支援センター職員のバーンアウトの経年的軌跡(Trajectory)を明らかにし、その軌跡への関連要因、および離職というアウトカムとの関連の検討を行うことである。これらの結果を基に、地域包括支援センター職員のバーンアウト対策のへ具体的提案を行う。平成27年度は、①東京都杉並区の地域包括支援センター職員全員へのアンケート調査(4年目のパネル調査)、②東京都特別区地域包括支援センター職員全員へのアンケート調査(横断調査)、の2つを実施した。
2: おおむね順調に進展している
予定していた2つの調査を実施しており、計画通りに遂行できている。
次年度以降のパネル調査の実施に向け、関係者とのコンタクトを密にしていく。また、横断調査のデータは、論文化に向けて取り組んでいく。
今年度の支出の多くを占めていた調査(東京都特別区の地域包括支援センター職員全員への郵送調査)に関して、別の研究費を獲得できたため、その研究費で一部必要を補うことができたため。
データクリーニング等に人件費等が必要になるため、次年度以降で今年度の未使用額を充てる予定である。また、未使用額によって成果発表(論文化、学会発表)をより積極的に行う。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (16件) (うち国際共著 13件、 査読あり 16件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 5件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件)
厚生の指標
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