研究課題
地域包括ケアシステム構築の一翼を担う地域包括支援センターの職員のメンタルヘルスの保持増進は、地域保健上極めて重要な課題である。本研究の目的は、地域包括支援センター職員のバーンアウトの経年的軌跡(Trajectory)を明らかにし、その軌跡への関連要因、および離職というアウトカムとの関連の検討を行うことである。これらの結果を基に、地域包括支援センター職員のバーンアウト対策のへ具体的提案を行う。平成28年度は、平成27年度に引き続き、東京都杉並区の地域包括支援センター職員全員へのアンケート調査(5年目のパネル調査)を実施した。
2: おおむね順調に進展している
予定していた調査は実施でき、おおむね予定とおり進行している。
次年度以降もパネル調査の実施に向け、関係者とのコンタクトを密にしていく。また、平成27年度に実施した横断調査のデータは、論文化に向けて取り組んでいく。
昨年度の東京都特別区の地域包括支援センター職員全数への調査で使用予定であった額が、別の研究費獲得により想定より少なくすみ、今年度は計画通りの実行であったが、結果的に余剰した。
パネルデータのデータクリーニングに人件費が予想よりも必要になるため、次年度以降で未使用金を充てる予定である。
すべて 2017 2016
すべて 雑誌論文 (14件) (うち国際共著 3件、 査読あり 14件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 3件)
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