研究課題/領域番号 |
15K12062
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
廣林 茂樹 富山大学, 大学院理工学研究部(工学), 教授 (40272950)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 画像情報処理 |
研究実績の概要 |
申請者が発明した極限的な周波数分解能を有する信号解析技術 NHA (Non-Harmonic Analysis)を使って、画像符号化技術に組み込むためのソフトウェア技術を開発する。NHAは、計測信号を最も正確に解析する方法で、これまでの周波数分析法に比べ10万~100億倍以上の精度の向上があり、従来法では可視化できない僅かな変化もとらえることができる。本研究では、特に画像情報を、より少ないスペクトルを表現できる可能性に着目し、符号化効率を大幅に改善する計算技術を確立し、次世代符号化技術の獲得を目的とする。 さらに、多次元解析の基礎技術を確立し、負荷分散のための並列化に関する効率性評価と最適化の検討、ノイズ低減、画像補正、動き補償など符号化実装技術に関連する主要な要素技術の開拓も行う。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
並列処理のための負荷分散プログラムの開発に遅れが発生している。
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今後の研究の推進方策 |
負荷分散のための処理を見直し、改良を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
負荷分散のための並列処理プログラムの開発が遅れたため。
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次年度使用額の使用計画 |
開発の遅れによって生じた前年度の予定されていた経費を、今年度使用する。
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