研究課題
挑戦的萌芽研究
絵画や風景画像に感じるリアリティの印象形成において,固視微動に由来する動的ノイズが重要であることを明らかにすることを目標にした.そのため,画像観察時の固視微動をモデル化し,画像へ動的ノイズとして付加する画像処理手法を開発した.また,画像に動的ノイズを付加した際に画像から受ける印象の変化を明らかにした.実験の結果,画像に適切な強度の動的ノイズを付加することによって,奥行き感の印象が強くなることがわかった.
視覚工学