本研究は,飲食店不動産営業を対象に,ベテラン営業マンの勘と経験(暗黙知)でなされている営業概念(ex.顧客や物件のポテンシャル判定)を,多種多様なデータ(ex.営業マンの営業活動記録,対象物件の状態・地域特性・評判,顧客の嗜好・探索行動タイプなど)をセンシングし,データマイニングすることで,営業パッケージ(形式知)としてモデル化することを目的とした.そのために,まず,多種多様なデータを低コストで永続的に収集するための無電センサを開発した.次に,それらの多種多様なデータ群から各種ポテンシャルを推定するために機械学習をベースとする異種混合型概念抽出法を開発した.
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