デジタル教材における身体知の説明支援を目指し、(1)教材において伝えたい知、知りたい知の種類、(2)既存の伝達メディアとその組み合わせによる効果、(3)知の新しい伝達手段としての有用性、から力覚でデバイスの可能性を調査分析した。陶芸におけるコテを用いた粘土の成形を対象に専門家から身体知と形式知を獲得し、初心者に提示して説明的文章の理解の変化を評価した。評価シートとアンケートから理解を支援できる可能性があることが示唆された。しかし、注意点が異なると感じ方やわかり方にかなりばらつきがあることもわかった。
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