無線加速度センサを埋め込んだ積み木遊び計測システムを構築した.このセンサを用いることで,個々の積木を識別した上で積み木遊びに重要な動きを精度良く取得できる.子供の積み木遊びの中で識別すべき動作を選定するため,保護者から事前に承諾を得た上で5 人の幼児に予備実験を行い,8種類11パターンの動作を識別対象動作として選定した. さらに,情報デバイスであるスマートウォッチを多機能センサとして活用することで,より多くの遊びの内容を記述することができる新しい積木システムを提案した. また,ここまでの経験を活かして,積木の組立をメタファにしたVRを用いたインタラクティブコンテンツも試作した.
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