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2016 年度 研究成果報告書

宝石サンゴの色彩を担う鍵物質の化学構造と起源の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K12184
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 環境動態解析
研究機関金沢大学

研究代表者

長谷川 浩  金沢大学, 物質化学系, 教授 (90253335)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード宝石サンゴ / 微量元素 / 色彩 / 放射光 / マッピング分析
研究成果の概要

宝石サンゴの炭酸塩骨格に希少性が見出されるのは、極めて限られた海域に生息する天然資源であり、アカやモモの美しい光沢を有することに由来する。本研究では、世界の主要生息地より代表的な宝石サンゴ種を採取し、高速液体クロマトグラフ質量分析法を用いて骨軸中の色素成分であるカロテノイド色素を分析する手法を確立した。また色素成分と特に調和性の高い元素として有機色素の構成元素である硫黄・リン・窒素、及び骨軸の炭酸塩を構成するアルカリ土類元素に着目して、放射光μ-XRF/XAFS(X線吸収端微細構造)分析により微細な二次元分布像をマイクロメートル単位で明らかにし、宝石サンゴの色彩を総合的に解析した。

自由記述の分野

水圏化学

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公開日: 2018-03-22  

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