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2017 年度 研究成果報告書

炭酸塩の新しい同位体分子温度指標の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K12196
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 環境動態解析
研究機関国立研究開発法人海洋研究開発機構

研究代表者

坂井 三郎  国立研究開発法人海洋研究開発機構, 生物地球化学研究分野, 技術研究員 (90359175)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードレーザー分光 / レアアイソトープ / 古水温
研究成果の概要

本研究では、重い同位体13Cと18Oからなる二酸化炭素13C-18O-18O分子の存在量が、CO2生成時の温度に”強い”依存性があることに着目し、新しい同位体分子温度指標を探索することを目的とした。そのために、中赤外領域に存在する13C18O18Oの吸収波長帯に発振波長を持つレーザー分光システムの構築を目指した。その結果、炭酸カルシウムの必要量が数mg必要となるものの、13C18O18Oと同等レベルである吸収強度10E-25レベルの吸収線を高い繰り返し精度で計測できることが判明し、適切な波長領域を発振する量子カスケードレーザーを導入すれば、13C18O18O検出が可能であることを明らかにした。

自由記述の分野

同位体地球化学

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公開日: 2019-03-29  

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