研究課題
挑戦的萌芽研究
過去数万年~数100万年間の超高時間分解(1年~10年規模)の古環境解析を行うことで、急激な気候変動メカニズムの解明に貢献することを最終的な目的として、分子量100~3,000の有機分子を最小5ミクロンの高解像度でイメージングできる「イメージング質量顕微鏡」を用いて、海洋や湖沼の縞状堆積物の単層一枚一枚に含まれる環境変動の指標となる有機分子(バイオマーカー)の二次元分布をミクロン単位の高空間分解能でマッピングする手法を確立した。この手法を用いて各種地質試料のバイオマーカーマッピングを試みた。
地球化学