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2015 年度 研究成果報告書

BRAF遺伝子点突然変異頻度に基づく放射線影響評価

研究課題

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研究課題/領域番号 15K12202
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 放射線・化学物質影響科学
研究機関東京大学

研究代表者

和田 洋一郎  東京大学, アイソトープ総合センター, 教授 (10322033)

研究分担者 桂 真理  東京大学, アイソトープ総合センター, 特任助教 (30436571)
連携研究者 石崎 梓  独立行政法人日本原子力研究開発機構, 研究員 (10558894)
秋光 信佳  東京大学, アイソトープ総合センター, 教授 (40294962)
ウィロックス ラルフ  東京大学, 数理科学, 准教授 (20361610)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2016-03-31
キーワードがん遺伝子
研究成果の概要

本研究では、甲状腺がんなどに見られるBRAF V600E点変異を効率的に検出する方法を開発し、放射線被ばくによる変異メカニズムを研究しようとした。デジタルPCRシステムを駆使することで、10万個に1個の変異を検出することができた。放射線照射またはアリストロキア酸添加をおこなったHCT116細胞で変異が少数検出されたが、刺激を与えない場合にも検出されるケースがあり、これらの放射線照射やアリストロキア酸がBRAF V600E変異の誘因であるとは断定できなかった。今後放射線等の影響による遺伝子変異の検出にあたっては、特定の部位をさらに高効率で検出する手法の開発を優先すべきであると考えた。

自由記述の分野

放射線生物学

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公開日: 2017-05-10  

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