研究課題/領域番号 |
15K12288
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
仲 隆介 京都工芸繊維大学, その他部局等, 教授 (10198020)
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研究分担者 |
木谷 庸二 京都工芸繊維大学, その他部局等, 准教授 (10299133)
松本 裕司 京都工芸繊維大学, その他部局等, 助教 (60379071)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | バウンダリーオブジェクト |
研究実績の概要 |
実験場所の選定 : 15年度は、情報収集と予備調査を行った。具体的には、本研究のテーマである「バウンダリーオブジェクト」の社会実験を行うべく、異なる組織をつなぐ研究をするために最適の場所の情報を収集した。その結果、7階建の古い倉庫をリノベーションして、最上階を複数の組織が混在するオフィスにする物件に出会った。このオフィスには、社員数15名程度の設計事務所を中心に、異なる業種の組織が複数入る予定であり、また、すべての組織が一緒に天井の高い大空間に入る為、組織の枠を超えた新しいコラボレーションが生まれる可能性が高い。 研究延期理由 : 上記の理由から、本オフィスは、建築空間を含む様々なバウンダリーオブジェクトが、どのように異なる組織をつなぐ役割を果たすかを、我々が入居して観察調査するのに最適な場所である。また、我々が一年間入居することにも同意をいただいており、さらに調査にも協力して頂けることになっている。ところが、諸事情で計画が遅れ、入居開始が2016年11月に延期になってしまった。他の場所を探したが、様々な条件がこれほど最適の場所を見つけるのは難しく、実験を一年延期して実施した方が実りある結果が得られると判断した。 予備調査 : 11月からの社会実験の準備として、オフィスのデザインやコミュニケーション、囲われ感など幾つかの関連研究を続け、それらから組織を超えたコラボレーションに関連しそうなバウンダリーオブジェクト要素の検討を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
実験の候補地の都合で実験期間を延期したため。
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今後の研究の推進方策 |
2016年度から当初の計画に従って研究を進める。
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次年度使用額が生じた理由 |
当初予定していた実験候補地の事情で、実験が次年度に延期になり、実験に使用する予定の予算を執行できなかった為。
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次年度使用額の使用計画 |
今年度から当初の計画に従って予算執行する予定である。
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