研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では,観測されないものごとを概念化する行為から創造的なデザインを導く方法論を構築することを目指した.まず,古典力学における「力」の概念的な本質を,課題演習を通して確認した.次にVR空間のなかに投影して得られた概念空間の中に入り込んで概念を視覚的にたどることで,創造的思考を支援できる可能性のあることを実験的に示した.これらの議論を踏まえ,広い意味での抽象を操ることに,みえないものの理解に基づくデザインの本質があるとの結論に至った.
デザイン学