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2016 年度 研究成果報告書

塩味受容・応答機構の探究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K12334
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 食生活学
研究機関東京大学

研究代表者

阿部 啓子  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任教授 (10151094)

連携研究者 石丸 喜朗  東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 特任准教授 (10451840)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード塩味受容機構 / 味細胞 / イオンチャネル / 電気生理 / ゲノム編集 / 食と栄養
研究成果の概要

塩味増強化合物の開発を目指し、塩の受容機構に関わる分子の探索を実施した。別々に存在する甘・苦・旨味受容細胞が消失し、その分酸味受容細胞が3倍に増加したSkn-1a(S-KO)マウスを作出した。このマウスを用いてRNA-seq解析を行い、Type I細胞特異的に発現するイオンチャネル候補遺伝子(数十個)を見い出した。これらの遺伝子の中でS-KOマウスと味蕾の組織染色からType I細胞にも発現するイオンチャネル(X-チャネル)を特定した。X-チャネルはマウスのみならずヒトにも存在した。現在、X-チャネルをHEKに発現させ、電気生理実験を実施している。その表現型を模索中である。

自由記述の分野

味覚受容システム

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公開日: 2018-03-22  

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