研究課題
挑戦的萌芽研究
バルプロ酸服用患者を対象に、日常の食事から摂取される大豆イソフラボンとバルプロ酸との相互作用の可能性を検討した。バルプロ酸の代謝を担うUDP-グルクロン酸転移酵素(UGT1A6)遺伝子に変異があるとバルプロ酸の血漿中濃度が有意に低く、変異の無い患者群で大豆イソフラボンの影響を解析したところ、大豆イソフラボンがバルプロ酸の体内動態に影響を及ぼす可能性が見出された。
臨床薬剤学