旧富士山測候所においてFuji-sat3プロジェクトが東京学芸大学の学生達によって2016年に行われ、模擬衛星が設置された。旧富士山測候所は、閉鎖環境で冬場は電源がなく、気温は-20度近くまで気温が下がる。この環境下で、越冬運用を行った。観測は2月で停止してしまったがデータ利用も含め一通りの学習プログラムを行うことができた。参画学生への教育効果であるが、まず超小型衛星のためのミッションアイディアコンテストで準優勝を得ることができた。またアウトリーチとしてガチャサットと呼ばれる缶サットより、よりシンプルな衛星学習プログラムを構築することができた。
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