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2015 年度 実施状況報告書

保育士・幼稚園教諭の科学教育力強化を支援する科学絵本活用ハンドブックの開発と評価

研究課題

研究課題/領域番号 15K12382
研究機関神戸大学

研究代表者

野上 智行  神戸大学, その他部局等, 名誉教授 (80127688)

研究分担者 北野 幸子  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (90309667)
楠 房子  多摩美術大学, 美術学部, 教授 (40192025)
稲垣 成哲  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (70176387)
山口 悦司  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (00324898)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード科学教育 / 科学教員養成 / 保育園・幼稚園・認定こども園 / 科学絵本
研究実績の概要

(1)研究全体の統括:研究代表者の統括のもと,研究組織全体として研究が推進し,研究目的が達成されるように務めた.研究成果については,海外の幼児教育関連学会において,幼児教育研究者からのピアレビューを受けた.
(2)文献レビュー・データベース化:幼児教育,デザイン学,科学教育の関連図書及び学術論文を収集,レビューし,科学絵本を利用した幼年期の科学教育という観点から体系的にレビューした.関連図書や学術論文に関する研究資料は,データベース化し,基礎資料の有効活用を目指した.
(3)保育士・幼稚園教諭の科学教育力強化の先進事例に関する実地調査:保育士・幼稚園教諭の科学教育力強化について先駆的な取り組みを行っている国内及び諸外国の研究機関を訪問し,文献からは得られない研究資料・情報を収集した.
(4)科学絵本活用ハンドブック開発:保育士・幼稚園教諭に求められる科学教育力の特殊性を取り入れた科学絵本活用ハンドブックの開発に着手した.
(5)研究成果発表・中間まとめ:海外の幼児教育関連学会において,中間的な研究成果発表およびそのための準備を行った.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

交付申請書に記載した研究目的については,平成27年度については順調に達成されている.文献レビュー・調査も順調であり,開発にも着手できているからである.

今後の研究の推進方策

平成28年度も当初の予定通り,研究全体の統括,文献レビュー・データベース化,保育所・幼稚園・認定こども園の現職研修へハンドブック導入,研究成果発表・最終まとめを実施する.

次年度使用額が生じた理由

研究成果発表・中間まとめが投稿段階であり,次年度に国際会議へ参加しなければならない.また,次年度において文献・資料の収集と国内外の事例に関する実地調査を追加実施する必要が生じたため.

次年度使用額の使用計画

物品費(図書費など),調査旅費,成果発表旅費,その他(国際会議参加費)等に使用する予定である.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Comparative study on playful learning of science during free play time: Focusing on coloured water play2015

    • 著者名/発表者名
      Sachiko Kitano
    • 学会等名
      Pacific Early Childhood Education Research Association (PECERA) 2015 Conference
    • 発表場所
      Macquarie University, NSW, Australia
    • 年月日
      2015-07-24 – 2015-07-26
    • 国際学会

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公開日: 2017-01-06  

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