研究課題
挑戦的萌芽研究
ロストワックス鋳造法の鋳型に粘結剤が水ガラスのガス鋳型を採用して,これに,Sn-Bi-Ag合金(融点140℃)を組み合わせることで,教材としての適応性が高い鋳造法を提案している。このプロセスでは脱ロウ工程を電子レンジで行うことに成功して,簡易性と安全性の点で大幅な改善を達成している。鋳造作業における一連の工程の,模型製作→鋳型製作→鋳込み→型ばらし→仕上げを数時間で行うことができ,3次元的に自由な形状の鋳物製作が可能である。現在,教材メーカと共に実用化を進めている。
金属加工教材の開発