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2016 年度 研究成果報告書

青銅組織を用いた画像解析定量分析法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 15K12442
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 文化財科学・博物館学
研究機関富山大学

研究代表者

長柄 毅一  富山大学, 芸術文化学部, 教授 (60443420)

連携研究者 三船 温尚  富山大学, 芸術文化学部, 教授 (20181969)
宮原 晋一  奈良県立橿原考古学研究所, 調査部, 部長 (90250373)
奥山 誠義  奈良県立橿原考古学研究所, 企画課, 主任研究員 (90421916)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード鉛入り高錫青銅 / 金属組織 / アルファ相 / 共析 / 非破壊分析
研究成果の概要

古代青銅鏡の多くは鉛入り高錫青銅で作られている。主要構成元素である銅、錫、鉛の比率は青銅の硬さ、色、鋳造性などに影響を及ぼすことから、正確に定量分析することは重要である。ところが、出土青銅器においては、表面の錆の影響で、蛍光X線分析の定量データは地金のデータとはかけ離れていることが多い。一方、その金属組織はα相、共析相、鉛相からなり、各々について面積比を求めることができれば、銅、錫、鉛の比率を正確に知ることができる。我々は、出土青銅鏡の表面観察をする過程で、この金属組織を非破壊で取得できることを偶然見出した。そこで、古代青銅鏡から金属組織を取得し、相の解析による定量分析法の確立に取り組んだ。

自由記述の分野

文化財科学

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公開日: 2018-03-22  

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