研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、研究代表者らが開発した脂肪組織の血管に対する選択的なナノ送達システム(ナノDDS)を活用し、脂肪血管にアポトーシスを誘導した際に組織内で引き起こされる反応と肥満治療効果との関連性を明らかにすることを目指して研究を開始した。脂肪組織中に存在するマクロファージ、制御性T細胞、iNKT細胞の割合を定量的に評価する系を確立するとともに、これらの細胞の機能をin vivoで評価するために必要なナノDDSを大量調製する手法を開発した。現在、メカニズムの解明に向けて機能評価を進めている。
薬物送達学