研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、抗原抗体反応等の分子間相互作用の質的評価手法の研究として分子ひっぱり試験法の研究を行った。ひっぱり試験法に用いるマイクロビーズへの抗体固定化法を確立し、これによるひっぱり試験プラットフォームを確立した。また、これによりマウスIgGと抗マウスIgGの間に生じる相互作用力を力学的に解析した結果、数10pN~100pN程度であることが示唆され、原子間力顕微鏡を用いた先行例とも整合する数値を得ていることから、提案手法を確立できたと言える。
マイクロシステム