• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

重症心不全に対する遺伝子治療法をめざした抗体核酸複合体の開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K12542
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 生体医工学・生体材料学
研究機関大阪大学

研究代表者

松崎 高志  大阪大学, 医学系研究科, 特任助教 (90456939)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード抗体薬物複合体 / 遺伝子治療 / siRNA / 心不全
研究成果の概要

重症心不全に対する安全で高効率な遺伝子治療を可能にするため、不全心で発現上昇するHB-EGFに対する抗体を用いた抗体核酸複合体を開発した。インフルエンザヘマグルチニン由来pH依存的膜融合ペプチドと、エンドソーム局在プロテアーゼカテプシンの認識ジペプチドから成るポリペプチドをリンカーとしてsiRNAを抗体に付加することで、標的細胞内へデリバリーされたsiRNAが高率にエンドソームからエスケープし、高い遺伝子ノックダウン効率を示すことが明らかとなった。また、不全心におけるHB-EGF抗体薬物複合体の標的細胞が、線維芽細胞である可能性が示唆された。

自由記述の分野

DDS 、循環器内科、抗体薬物複合体、遺伝子治療

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi