2016 年度実績報告書

変形性関節症に対する超音波刺激の影響

研究課題

研究課題/領域番号	15K12583
研究機関	京都大学
研究代表者	黒木裕士京都大学, 医学研究科, 教授 (20170110)
研究期間 (年度)	2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード	超音波 / 関節軟骨 / 間葉系間質細胞
研究実績の概要	骨軟骨欠損を作成したラット膝関節に対して間葉系間質細胞を移植する治療を行い、これに低出力超音波パルスlow-intensity pulsed ultrasound (LIPUS) 治療を付加することで、関節軟骨の治癒が促進するかどうか研究した。LIPUS治療によって、関節軟骨修復スコアが改善し、およびマイクロＣＴで調べた軟骨下骨のbone volume (BV)/tissue volume (TV) が改善した。したがって間葉系間質細胞を移植する治療を行い、これにLIPUS)治療を付加すると効果があることが判明した。