呼吸器疾患にまつわる症状を緩和しながらリハビリテーションを行うことは、リハビリテーションを効率よく行う上で重要な要素である。そしてその症状緩和法は副作用がなく、安全でかつ医師でない療法士でも手軽に行えるものである必要がある。理学療法や作業療法は運動療法のみならず物理療法を行う」と定義されている。そこで我々は直線偏光近赤外線レーザー照射を含めた物理療法にて呼吸器症状を緩和する方法を研究し、星状神経節への直線偏光近赤外線レーザー照射やmentholの嗅覚刺激が呼吸困難を緩和することを見出した。この方法法を用いて呼吸リハビリテーションの効率が飛躍的に向上するものと思われる。
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