研究課題/領域番号 |
15K12605
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
田中 尚樹 東洋大学, 理工学部, 教授 (10416943)
|
連携研究者 |
小澤 邦昭 東洋大学, 工業技術研究所, 客員研究員 (70571719)
内藤 正美 東洋大学, 工業技術研究所, 客員研究員 (90336321)
|
研究協力者 |
工藤 晴美クリスティ
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
キーワード | 意思伝達 / 側索硬化症 / 脳背景活動 / グレンジャー因果性 / 近赤外分光法 / 脳波 / 脳血液量 / サポートベクターマシン |
研究成果の概要 |
局所的な脳血液動態には脳背景活動の情報が含まれる.脳背景活動は脳の状態変化とともに変化する.脳血行動態と他の生体指標(心拍数,脳波振幅等)の関係を調べ,その関係を筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者のための意思伝達支援システムに利用した.脳血行動態,心拍数,脳波振幅の変動間の関係をグレンジャー因果性により検討した結果,それらの関係はALS患者と健常者とで変わらないことが分かった.タスクの実行により関係が変化する現象を利用してYes/No意思伝達を試みたところ,分離度90%を得た.この結果はこの方法が有望であることを示唆する.
|
自由記述の分野 |
脳科学
|