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2016 年度 研究成果報告書

骨格筋の機能的性質を決定する分子機序としてのDNAメチル化制御の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K12669
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 スポーツ科学
研究機関京都府立大学

研究代表者

亀井 康富  京都府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (70300829)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードエピジェネティクス / 骨格筋 / DNAメチル化 / サテライト細胞
研究成果の概要

本研究では、骨格筋の性質の決定に遺伝子配列の変化を伴わないDNAメチル化によるエピジェネティックな遺伝子発現制御が関与する可能性の検証を目指した。PGC1αの過剰発現により骨格筋の顕著な赤筋化が生ずる。マイクロアレイによる網羅的発現解析の結果、TCA回路、酸化的リン酸化、脂肪酸代謝、BCAA代謝などがPGC1αによって制御されることが判明した。メチル化シトシン抗体による免疫沈降と、独自に設計したプロモーターアレイを組み合わせて、網羅的解析手法を確立した。PGC1α過剰発現により一群の遺伝子プロモーターのメチル化変化が観察された。これは赤筋化によるDNAメチル化変化を示唆するものである。

自由記述の分野

分子栄養学

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公開日: 2018-03-22  

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